GVA工法のしくみ

 

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GVAの仕組み

 
粘弾性体をダブルに挟みこむ耐震金物(制振金物)
GVA工法は、チューインガムのように強い粘りをもつ粘弾性体をダブルにサンドイッチした耐震金物(制振金物)が地震による振動エネルギーを吸収する事により、粘り強く地震に強い木造建築を実現する『木造制震工法』です。
住宅の耐震性を高めるひとつの工法ですが、厳密にいうと、揺れに耐える従来の耐震工法ではなく、揺れを吸収、エネルギーを減衰させる制振工法なのです。
 
揺れを低減する粘弾性体
建物が揺れると梁と土台のダンパーが左右にずれるように動き、2つの耐震金物(制振金物)の間にサンドイッチされた粘弾性体が変形します。その際に金具の動きに抵抗する力を発揮しながら衝撃を吸収するのです。
また、この時に地震などの揺れ(振動エネルギー)は、粘弾生体によって熱エネルギーに転換されます。それによりさらに地震の衝撃を和らげ、その後の揺れも 軽減します。GVA工法によって、木造建物は地震に対して一層粘り強く、壊れにくいものに生まれ変わるのです。
 

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GVA実力

 
耐震性能実験1
GVA工法と在来工法の実物大モデルを使用し、阪神淡路大地震の地震波を使って比較振動実験をおこないました。GVA工法はほとんど損傷なく、元の位置に復元しましたが、在来工法は大きく損壊しました。
 

耐震性能実験2

 
耐震性能実験2
地震は衝撃であり、振動現象です。この実験は、フレームに合板、GVA、合板+GVAを施したものに、動的くりかえし加振をおこないデータ測定した結果で す。目視では合板のみでは変形が50mmを超えたところから釘の浮きや損傷が酷くなりましたが、GVAを併用すると、150mmの変形が起こった際にもほ とんど損傷が見られませんでした。
100mmの変形の荷重を見てみると、合板のみだと8kN、GVAのみだと26kN、合板+GVAにすると40kNの耐力がでています。合板とGVAの単 純合計が34kNですから、合板の保有耐力を損なうことなく、変形の後半まで引き伸ばすことができた結果といえます。制振工法は損傷制御設計といわれてい ます。ダンパーに変形を集中させることで、ほかの構造材の損傷を極力抑えることが可能となるのです。
 

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耐震性能実験3

 
耐震性能実験3
筋交い、合板、GVAフレームを取り付けた実物大モデルの天井に起振機を設置し、2~10Hzで振動させました。GVA工法は在来工法と比較して変形は60%に、加速度は45%に低減することができました。
 

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